First Trailer for Octavia E. Butler's 'Kindred' starring Mallori Johnson and Micah Stock : アフリカ系の人たちが奴隷だった過去の19世紀の農園にタイムスリップをくり返す女性の恐怖を描いた SF 小説の傑作を配信シリーズ化したダーレン・アロノフスキー監督プロデュースの Disney+ 最新作「キンドレッド」の予告編を初公開 ! !

アフリカ系の女性の書き手という SF のジャンルでは貴重な存在だっただけではなく…、

その生まれもった民族的な視点と女性の立場から、いくつもの傑作を遺して、2006年にお亡くなりになられたカリフォルニア出身の SF 作家の故オクタヴィア・E・バトラー享年58歳の小説が映像化されたのは、これが初めて！！

Trailer : Kindred

…というのも、ちょっとビックリですが、今からもう約43年も前の1979年に発表された同名の代表作を配信シリーズ化したディズニー傘下の FX プロダクションズが、「キンドレッド」の予告編を初公開してくれました…！！

ジャレッド・レトとアン・ハサウェイが共演し、今春3月から4月にかけてリリースされた Apple TV+ の配信シリーズ「ウィクラッシュド」がデビュー作の新人女優マロリ・ジョンソンを主人公のデイナ役に大抜擢した「キンドレッド」の原作小説に「きずなの招喚」の副題をつけて邦訳出版した山口書店と河出書房の紹介によれば…

謎の声に呼ばれて、150年もの時をさかのぼり、奴隷制時代のアメリカ南部に迷いこむタイムスリップを繰り返す黒人女性のデイナ。時空の壁を超え、彼女をひきよせたのは意外な血のきずな＝キンドレッドだった。人間の価値を問う、アフリカ系アメリカ人の伝説的作家による名著。

…とのことで、作家を目指すために家族とのしがらみを断ち切り、原作では夫のケヴィン＝マイカ・ストック（Disney+ 配信シリーズ「ザ・ライト・スタッフ」）と一緒に大都会ロサンゼルスでの新生活を始めた主人公のデイナは突然、1815年のメリーランド州にタイムスリップし、ライアン・クワンテン（「ハリケーン・ハイスト」2018年）が演じる裕福なトーマス・ウェイリンの一族が奴隷を酷使する農園にたどり着いてしまうのですが…、

異なる人種のケヴィンとの愛を選択したデイナは思いがけず、自分の血に流れていた過去の秘密に直面する展開が描かれることになるそうです…！！、仕掛け人のプロデューサーのひとりとして、ブレンダン・フレイザー主演の最新作「ザ・ホウェイル」（来月12月9日全米公開）が絶賛を博しているダーレン・アロノフスキー監督が名前を連ねている「キンドレッド」のクリエイターはピューリッツァー賞の候補にも挙げられた劇作家であり、HBO の TV 版「ウォッチメン」のコンサルタントをつとめた実績もあるブランデン・ジェイコブズ＝ジェンキンス。全8話のうち初回の…

第1話めを「ゾラ」（2021年）で注目されたアフリカ系の女性のジャニクザ・ブラヴォー監督が手がけたことでも話題の「キンドレッド」は、北米では来月12月13日の火曜日に、ディズニー傘下の Hulu からリリース！！、諸外国では Disney+ のオリジナル作品としての配信になりますから、D+ 会員の方はお楽しみに…！！

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