New Photos from Disney+ Marvel series 'Secret Invasion' starring Emilia Clarke and Samuel L. Jackson : ロシアからの脅威の新しい冷戦に立ち向かうタイムリーな要素を偶然に含んだマーベル配信シリーズのミリー主演作「シークレット・インベージョン」が、物語の設定を紹介した新しい写真をリリース ! !
「ターミネーター」のサラや「スター・ウォーズ」のキラとして、CIA のご愛読者のみなさんには知られるミリーが…
マーベルに起用されて、演じることになったヒロインの役どころは、サミュエル・L・ジャクソンのニック・フューリーが長官をつとめた S.H.I.E.L.D.の後継組織 S.W.O.R.D.のエージェントであり、エイリアンの父と地球人の母とのあいだに生まれたキャラのアビゲイル・ブランドではないか?!と憶測されていましたが…、
今夏6月21日(水)から Disney+ 配信スタートの「シークレット・インベージョン」(全6話)の仕掛け人のクリエイターをつとめるカイル・ブラッドストリートが、ヴァニティ・フェアの映画ジャーナリスト、アンソニー・ブレズニカンの取材に対し、ネタバレではないと前置いて、明らかにしてくれた設定によれば、言わば前作にあたる「キャプテン・マーベル」(2019年)に、チラと登場していたエイリアンのスクラル人のタロス=ベン・メンデルソーンの愛娘ガイアちゃんが成長して、大人になった姿がミリーだそうです!!、よって、昨2022年の秋にお伝えした未確認情報のウワサは本当だったわけですが、クリエイターのカイルと一緒にプロデュースにも関わったニック・フューリーによれば…、
別の惑星かどこだかはわからないけど、スクラル人の安住の地を探すと約束したのに、そいつが上手くいかなかったんだよ…。
…とのことで、続編の第2弾にあたる「ザ・マーベルズ」が今秋11月10日に全米公開の前作「キャプテン・マーベル」で描かれていたように、別のエイリアンのクリー人との戦争のすえ、宇宙の難民になってしまった気の毒なスクラル人は救済されないまま、長い年月が過ぎ去ったことで…、
人びとが集団に分かれて、強い緊張関係を持ってしまった文化圏では起こりがちのことだと思う…。冷戦じみたところに大きく着目されるけれど、集団のイザコザの事情はたくさんあるんだ…。
…とヴァニティ・フェアに語ったベン・メンデルソーン扮するスクラル人のリーダーの穏健派のタロスは、安住の地が見つけられなかったことで、仲間からの支持と信頼が揺らいで、難民たちが分裂し、スクラル人は自由自在に見かけの姿を変えることができるのをよいことに…、
それを悪用する反タロスの過激派たちが地球人になりすまして、人類の社会を司る仕組みに忍びこみ、ひそかに地球を支配する陰謀の「秘密の侵略」、つまり題名どおりの「シークレット・インベージョン」を進めていた!!という地球人 VS.スクラル人の水面下での冷ややかな戦いが、ベンが言うところの集団の規模の大小はさておき、互いが強い緊張関係を持った文化の結果として起こりがちの「冷戦」じみたドラマのお話ですが、それと同時に…、
マーベルのプロデューサーのジョナサン・シュワルツによれば、やはり冷戦を描くのを得意とした故ジョン・ル・カレのスパイ小説からインスパイアされた陰謀ものスリラーの「シークレット・インベージョン」で、反タロスの過激派のリーダーであり、言わば悪役のグラヴィク=「ワン・ナイト・イン・マイアミ」(2020年)などのキングズレー・ベン=アディール(↓)は、スクラル人は地球人とは違って、放射能が平気なのを利用し…、
ロシア国内に無責任に放置されている汚染された廃炉を隠れ家のアジトにしているそうですから、ロシアの狂気の独裁者プーチンのウクライナ侵略の攻撃が始まる前の2020年にはもう企画開発が進められていた「シークレット・インベージョン」の人類の敵の脅威はロシアからやって来る!!といった設定は、いみじくも現在の国際情勢を反映したタイムリーな社会派?!のドラマのようにも受けとめることができるのかもしれませんが…、
タロス役のベン・メンデルソーンが、冷戦じみたところのほかにもイザコザはたくさんある…と言ったように、冒頭でふれた注目のマーベルの新しいヒロイン、ガイア役のミリーは…、
ずっとずっと昔にたくさんの約束をしてくれたのに、ほとんど実現していないんだ…。だから、憤りのうっぷんが積み重なっていくのはわかるでしょ…。彼女のなかには多くの感情が渦巻いていて、状況がもとで対立してしまうのよ…。
…と、アンソニーの取材に語り、安住の地を見つける約束を果たせず、仲間からの支持を半ば失ったリーダー、タロスの娘だけに微妙な立場に置かれてしまったことから当然、複雑な感情が渦巻いて、父と対立してしまうそうですから、そうした父と娘のイザコザの家族の間での冷戦もテーマになっているようです…!!
さらに共演者として、アンチ・ヒーロー大集合映画「サンダーボルツ」(2024年夏全米公開かも)で活躍する裏アベンジャーズの仕掛け人と目されている CIA 長官のヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)との関係が、昨2022年秋の大ヒット作「ブラック・パンサー 2」の中で明らかにされたマーティン・フリーマンのエヴェレット・ロスのほか…、
ニック・フューリーのおなじみの相棒マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズや、ウォーマシンのローディ役のドン・チードルらに加えて、「エイリアン: コブナント」(2017年)などのカルメン・イジョゴ、「スクリーム 6」が大ヒットのダーモット・マローニー、そして…、
イギリスを代表する女優のオリヴィア・コールマンが、ニック・フューリーとは過去にしがらみがあり、敵でも味方でもある英国秘密情報部の MI6 のスパイのソーニャとして登場!!(↓)ということは…、
「ロキ」のシーズン 2 が楽しみなトムさん主演のシーズン 2 が楽しみなスパイ・ドラマ「ザ・ナイト・マネジャー」での役どころに近いキャラを演じているのも、この「シークレット・インベージョン」の見どころとなっています!!、マーベル・シネマティック・ユニバースの続報をお楽しみに…!!