Trailer for Four generations of a Korean family drama 'Pachinko' :「ミナリ」のオスカー女優ユン・ヨジョンを起用して、在日コリアン家族の困難に満ちた4世代の生き様を描いた Apple TV+ の配信シリーズ「パチンコ」の予告編を初公開 ! !
北極を舞台にして、追い詰められたイギリス海軍の探検船の乗組員たちが生き残りのために…
人肉を食べ始めてしまう恐ろしいドラマのテレビシリーズ「ザ・テラー」(2018年)が高評価されたプロデューサーのスー・ヒューを仕掛け人のクリエイターに起用して…、
Trailer : Pachinko
オバマ元大統領も愛読した同名ベストセラー小説をミニシリーズ化した Apple TV+ が、全8話の「パチンコ」の予告編を初公開してくれました…!!
韓国で生まれて、幼い頃にアメリカに移住した作家兼ジャーナリストのミン・ジン・リーが、2017年に発表した「パチンコ」を、そのまんまの邦題の「パチンコ」として、上下巻に分冊して、邦訳出版する文藝春秋の紹介によれば…、
日本に併合された朝鮮半島、釜山沖の影島。下宿屋を営む夫婦の娘として生まれたキム・ソンジャが出会ったのは、日本との貿易を生業とするハンスという男だった。見知らぬ都会の匂いのするハンスと恋に落ち、やがて身ごもったソンジャは、ハンスには日本に妻子がいることを知らされる。
許されぬ妊娠を恥じて、苦悩するソンジャに手を差し伸べたのは若き牧師イサク。彼はソンジャの子を自分の子として育てると誓い、ソンジャとともに兄が住む大阪の鶴橋に渡ることになった…。
劣悪な環境下で、兄嫁と共に戦中の大阪を生き抜き、二人の息子を育てあげたソンジャ。そこへハンスが姿を現した。日本の裏社会で大きな存在感をもつハンスは、今もソンジャへの恋慕の念を抱いており、これまでもひそかにソンジャ一家を助けていたという。だが、早稲田大学の学生になったソンジャの長男ノアが、自分の実の父親がハンスだったと知ったとき、悲劇は起きる…。
戦争から復興してゆく日本社会で、まるでパチンコ玉のように運命に翻弄されるソンジャと息子たち、そして孫たち。東京、横浜、長野、ニューヨークへと変転する物語は、愛と憎しみと悲しみをはらみつつ、読む者を万感こもるフィナーレへと運んでゆく。
…とのことで、1910年から1989年までの約79年間の4世代にわたる家族の物語の全8話を手分けし、それぞれ4話ずつのメガホンをとったのは、「コロンバス」(2017年)のコゴナダ監督と「ブルー・バイユー」(2021年)のジャスティン・チョン監督です…!!
オスカー女優のユン・ヨジョンが晩年を演じてくれた主人公のソンジャの若い頃の姿に起用されたのは、新人のキム・ミンハ。ソンジャをひたすら愛し続けていたらしいハンスの役は、韓国版の実写ドラマ化「シティハンター」の冴羽獠として知られるイ・ミンホ。物語の舞台の日本からは、小栗康平監督の「伽倻子のために」(1984年)でデビューした南果歩さんのほか、「ワイルド・スピード 9」(2021年)の澤井杏奈さんらが出演されています…!!
韓国語と日本語、英語の3カ国語のセリフの多国籍のドラマだけに、それぞれの言葉を母国語とし、文化や歴史の背景が異なる人たちによっては、描写の受けとめ方や評価も変わるのかもしれない「パチンコ」は、来月の3月25日の金曜日に、最初の3話をプレミア配信のあと、残りの5話は毎週の金曜日ごとのリリースだそうです!!、お楽しみに…!!
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