Lisey's Story : モダンホラーの帝王スティーヴン・キングが、お気に入りの自分の小説だけに全8話の脚本を自ら執筆して、ミニシリーズ化に取り組んだことで大注目のジュリアン・ムーア主演の Apple TV+ 最新作「リーシーの物語」の予告編を初公開 ! !
ドラマ化の仕掛け人として、オスカー女優のジュリアン・ムーアと一緒にプロデューサーをつとめた原作者によれば…
映画化はスーツケースの上に座り込む症候群になるから嫌だった…とのことで、528ページの長編小説として、骨組みが構成されている物語を、せいぜいが 2時間10分かそこらの上映時間の映画にしようとすると、あれもこれもと詰め込み過ぎてしまい、スーツケースのフタがしまらなくなるから、お尻で押さえつけて、無理やりにまとめようとする…
しかし、配信サービス戦国時代に突入の今であれば、10時間もの長尺のドラマも可能だけに、ナタリー・ポートマンが主演した伝記映画「ジャッキー」(2016年)で知られるパブロ・ラライン監督にメガホンを託して、ミニシリーズ化を選んだ「リーシーの物語」の予告編を、Apple TV+ が初公開してくれました…!!
Trailer : Lisey's Story
原作者のスティーヴン・キングが大学生の時に出逢い、1971年に結婚した愛妻の作家タビサさんに捧げる物語として、2006年に出版し、自己ベストの作品のように語っている「リーシーの物語」を上下巻に分けて、邦訳本を出版する文春文庫によれば…
作家だった夫を亡くした痛手を抱えるリーシーは、ようやく遺品整理をはじめた。すると、夫が自分に遺したメッセージが見つかる。彼は何かを伝えようとしている。それは夫の創作の秘密、つらい時に彼が訪れた異世界 “ ブーヤ・ムーン ” に関わるものだった…。人に降りかかる理不尽との戦いを巨匠が全力を注いで描く超大作。
花が咲き乱れる森 “ ブーヤ・ムーン ”。その空に月がかかる時、世界は恐るべきものに一変する。まだら模様のものが這い回り、死者が佇む暗い森。そこへ赴こうとリーシーは決断する。夫が心に秘めてきた忌まわしい過去と直面し、彼を救うために。痛ましい宿命と、それに打ち克つ愛を描き、巨匠が自作のベストと断言する感動大作。
…とのことで、「ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・サウザンド・プラネッツ」(2017年)のクライヴ・オーウェンが演じる作家の夫スコットが残した手がかりをもとに謎の異世界 “ ブーヤ・ムーン ” の扉を開こうとする主人公リーシーのジュリアン・ムーアですが、TVシリーズ「ディス・イズ・アス」のロン・シーファス・ジョーンズが演じる大学教授が現われて、未完の作品があるに違いないと言い出したばかりか…、
「ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・サウザンド・プラネッツ」のデイン・デハーンがお得意とするサイコなキャラのジムが登場し、スコットの小説にとり憑かれたジムも異世界の存在を察したのか?!、リーシーを追うことになるようですね…!!
その他の共演者として、「部屋」(2015年)では、キャプテン・マーベルのお母さんの役だったジョアン・アレン(↑)のほか、「ワイルド・スピード」シリーズに復帰したサン・カン、「アナイアレイション」(2018年)のジェニファー・ジェイソン・リーらが登場する「リーシーの物語」は、来月6月4日の金曜日に最初の2話をリリースのあと、残りの6話は毎週金曜日に配信の予定です…!!、Apple TV+ サブスク会員の方は、ブーヤ・ムーンにたどり着いてください…!!
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